「サントリーシングルモルト 山崎50年」はすべて酒齢50年以上の極めて貴重な超長期熟成モルト原酒をヴァッティングすることで、優美で複雑・繊細、そして神秘的ともいえる香りと味わいが生まれました。
特に、香味の主体となっているのは、今や海外でも非常に高い評価を得ている日本独自のミズナラ樽で熟成されたモルト原酒です。酒齢50年を超えるモルト原酒を使用したウイスキーは世界的にも希少性が高く、世界のウイスキーファンの垂涎の的となっています。
1923年に鳥井信治郎は日本で最初の蒸留所建設計画に着手し、サントリーの創始者として世界に認められるウイスキー造りをスタートさせます。困難を乗り越えながらウイスキー製造技術の研究やテイスティングを重ね、1929年に国産ウイスキーを日本で初めてリリースしました。
しかし、当時の日本ではウイスキーそのものが浸透しておらず、手ごたえの得られなかった事実が歴史として語られています。
サントリー創始者の鳥井信治郎は信念を曲げることなくウイスキー造りを継続し、1937年発売の「角瓶」を皮切りに数々の名酒を生み出すことで人気を博しました。日本へウイスキー文化を根付かせることに成功したのです。
1980年代に入り、高度経済成長の頂点にある中で国民の価値観が多様化する時代が訪れます。
時代の風潮を読んだ当時のマスターブレンダ―によって、強い個性のあるウイスキー造りがサントリーのウイスキー製造に置けるテーマとなりました。
この頃から「山崎」の歴史がスタートします。数十万種類もの原酒をヴァッティングさせ、2年間の月日を掛けて造り出された「山崎」は、1984年3月14日に初リリースされました。
「山崎50年」は2005年、2007年、2011年に数量限定で定価100万円という価格で販売されたウイスキーです。
酒齢50年を超えるモルト原酒を使用したウイスキーは世界的にも希少性が高く、発売時には、全国のウイスキーファンの垂涎の的となり、いずれも受注開始直後に完売しています。
「山崎50年」は2005年、2007年に50本ずつ、2011年に100本の計200本しか販売されておりません。
そのため、国内のみならず、海外の富裕層に非常に人気となっており、2018年に香港のオークションで3,250万円という高値で落札されました。
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