ニッカ創業70年を記念して造られ、関係者のみに配布されたと言われている希少なウイスキーです。
市場にほとんど出まわらないため、大変高価なものとなっております。
ラベルには4つの蒸留器が描かれており、ニッカの創業者である竹鶴政孝氏が目指したウイスキー作りの集大成とも呼べるウイスキーです。
1934年にニッカウイスキーの前身である「大日本果汁株式会社」が設立されました。
創業者である竹鶴政孝氏はもともとサントリーの前身であった寿屋の初代山崎蒸留所所長としてウイスキー造りに携わっていました。
もともとは山崎の地に蒸留所をつくるのではなく、北海道の余市がウイスキー造りにはふさわしいと推薦していました。
しかし、その願いも叶わず寿屋との契約が切れたときに北海道の余市に念願の大日本果汁株式会社を設立しました。
ウイスキーは製造開始から出荷まで最低でも数年かかるため、最初は特産品であるりんごをつかったジュースを販売していました。
その頃から品質にこだわり、果汁100%のジュースしかつくらなかったといいます。
その後、ウイスキー造りを開始、当時の社名である「大日本果汁」の略称である「日果」をカタカナにして、「ニッカウイスキー」と名付けられました。現在はアサヒグループの子会社となっています。
ブラックニッカに描かれている人物はウイスキー愛好家たちから「ローリー卿」と呼ばれ、親しまれています。
17正規の冒険家であるウォルター・ローリーがモデルだと噂されていますが、二代目のマスターブレンダーである竹鶴威氏によると実際のモデルは誰かはわからないそうです。
しかし、長年ニッカのボトルに登場しているためニッカのマスコットキャラクターと言っても過言ではありません。
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