「ニッカ 34年 1998」は、1998年に1000本限定で発売されたウイスキーで、絶大な人気を博し、翌年の1999年にも1000本限定で発売されています。
余市のモルトウイスキーと宮城峡のグレーンウイスキーを1:1の割合でブレンドしており、ウイスキー造りにこだわりを持っていたニッカの創業者・竹鶴政孝氏が、カフェ式連続式蒸留機と呼ばれる蒸留器を採用。
これにより、原料由来の甘みがしっかりと残る高品質なグレーンウイスキーが造られるのです。
この希少なグレーンウイスキーを34年以上長期熟成させ、同じく34年以上熟成させたモルトウイスキーとブレンドした非常に希少価値の高いウイスキーとなっています。
サントリーの前身である寿屋でウイスキーの製造をしていた竹鶴政孝氏は、当時勤めていた大阪の山崎よりも、ウイスキーの本場・スコットランドの気候に近い場所として北海道余市郡余市町に大日本果汁株式会社を創業しました。
ウイスキーは製造開始から出荷するまで数年かかるため、最初は余市の特産品であるりんごを使ったジュースやワインなどの製造・販売をしていました。
その後、ウイスキー造りを開始して、会社名である大日本果汁から日果をカタカナにして、「ニッカウイスキー」と名付けられました。
現在はアサヒグループの子会社となっています。
雑誌「男の隠れ家」で土屋守氏がジャパニーズウイスキー「幻の4銘柄」の1つに選んでいます。
40年の長期熟成のスコッチと間違う程のモルトと高品質なグレーンが特徴です。土屋氏が「もう一度飲みたい」と切に願うウイスキーだと言われています。
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