1976年に蒸留され、2009年にボトリングされた長期熟成のグレーンウイスキーです。
限定432本のみの発売で、ボトル一つ一つにナンバーが記されています。
現在では存在していない川崎の蒸留所で造られたウイスキーです。日本のウイスキーとしては大変珍しい長期熟成のグレーンウイスキーです。
「イチローズチョイス 川崎 1976」を発売しているのは「ベンチャーウイスキー」という会社です。
その創業者である肥土伊知郎(あくといちろう)氏はもともとサントリーで働いていました。
肥土氏の実家は古くから続く酒造会社を営んでおり、その会社の経営危機によって羽生にある蒸留所が売却されてしまいました。
売却先の企業はウイスキー事業をする気がなかったため、引き取り手を見つけられなければすべての原酒を破棄すると言われていました。
なんとか原酒を引き取ってくれる酒造を見つけ、貯蔵庫や資金援助を受けて「ベンチャーウイスキー」は誕生しました。
引き取り手が見つからなければ破棄されるはずだった原酒をもとに、「イチローズモルト」をリリースしました。
特に「カードシリーズ」の「キング オブ ダイヤモンズ」はイギリスのウイスキー専門雑誌「ウイスキーマガジン」のジャパニーズモルト特集において最高得点の「ゴールドアワード」に選ばれました。
イチローズチョイス川崎 1976のお買取ならウイスキー買取コンシェルジュにお任せください。